Gemini Notebookのスライド生成はかなり便利です。ただ、長いスライドを頼むと不安定になります。Presentation機能はまだベータで、実際には1回の生成が20〜25枚前後で止まりやすく、枚数指定に一番素直に従うのは十数枚くらいです。45枚の講義スライドを一度に頼むと、途中で止まる、枚数がずれる、生成に失敗する、といったことが起きがちです。
講義、授業モジュール、学会発表のような長いスライドを作る人にとって、これは現実的な制限です。Notebook OSのStudio RecipesにあるExtendedとExtra-longは、その制限を避けるためのPresentation用モードです。
なぜ一度に作らず、分けて生成するのか
理由はシンプルです。Gemini Notebookの元の生成機能は、小さな単位のほうが安定しやすいからです。Notebook OSは、大きすぎる依頼をそのまま送るのではなく、まず1つの連続したプレゼンとして構成を決め、それを安定しやすい小さなまとまりに分けて生成します。
- Extended(30〜40枚) — 2バッチ
- Extra-long(44〜50枚) — 3バッチ
どのまとまりも同じデザインルールを使います。同じ配色、フォント、レイアウトで、スライド番号も前の続きになります。2つ目のまとまりは、1つ目が終わった場所からそのまま始まります。全体は最初から1本の流れとして設計されるため、途中でテーマを紹介し直したり、早すぎるまとめを入れたり、勝手に「ありがとうございました」スライドを足したりしません。結論で締めるのは最後のまとまりだけです。実際のスライド上に「Part 1/2」のような表示が入ることもありません。
長いスライドの作り方
1ノートブックを開き、Notebook OSのサイドパネルを起動し、Studio Recipesへ進みます。
2Presentationを選び、目的に合ったレシピを選択します。講義、学会発表、症例提示などに使えます。
3スライド長のセレクターで、Extended (30–40 slides · 2 batches)またはExtra-long (44–50 slides · 3 batches)を選びます。短めのプリセット——Concise (8–12)、Standard (15–20)、Comprehensive (20–25)——は、これまでどおり単一のスライドとして生成されます。
4実行します。Notebook OSは各まとまりを順番にGemini NotebookのStudioへ送ります。終わると、Studioパネルに2〜3個のスライドが並びます。これらは同じプレゼンを構成する別々のパートです。
Premium Deck Viewが複数の生成結果を1つのプレゼンにまとめる
Studioパネルに2つ、3つと分かれて並んだスライドを手動で発表するのは面倒です。いったん閉じて次を開く必要があり、どこまで話したかも分かりにくくなります。Premium Deck Viewは、その手間をなくします。
長いスライドでプレゼンを開始すると、Notebook OSは同じノートブック内の関連パートを自動で見つけ、裏側で順番に読み込みます。Part 1からPart 2、Part 3へとつながり、最終的には1つの連続したプレゼンとして表示されます。使うのは同じ矢印キーと1つのカウンターだけ。途中で開き直す必要はなく、Premium Deck Viewなので画面にGemini Notebookの透かしも表示されません。
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A 48-slide lecture, generated in three batches, presented as one
編集できるファイルが必要なとき:Mergeツール
Premium Deck Viewでそのまま発表するのが、一番手軽です。ただ、メールで送る、保存する、編集するなどの理由で1つのファイルが必要な場合は、Notebook OSのMerge Slidesツールを使えます。各パートをGemini NotebookからPDF(またはPPTX)でダウンロードし、Mergeツールを開くと、各部分を1つのファイルにまとめ、重複するタイトルスライドを取り除きます。PDFの結合は安定しています。PPTXの結合はまだベータなので、うまくいかない場合は各部分をPDFで書き出してから結合してください。
要点
20枚前後の制限は、あなたの内容が足りないからではありません。ベータ版の生成機能が、短い単位のほうが安定しやすいという話です。ExtendedとExtra-longは生成を安定しやすい範囲に分け、Premium Deck Viewはそれらを1つにつなぎます。聞き手に見えるのは、整った、透かしのない1本のスライドだけです。Gemini Notebookから50枚の講義まで、PowerPointを開かずに進められます。